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カテゴリー: 雑感
(2017年11月08日)
投稿者:suoyon
作者を探すedit



横浜、元町にあるKAAT神奈川芸術劇場で 5日まで公演されていた舞台劇『作者を探す六人の登場人物』を観た。風変わりなタイトルからして普通ではない芝居だった。
KAAT神奈川芸術劇場は横浜、元町・中華街駅からすぐの場所。久々に中華街にも行ってご飯食べた。
そうそう東急東横線が元町・中華街まで来ているので渋谷とか新宿、池袋からも乗り換えナシで来れるようになった。

ところで、芝居のほう、、、
芝「登場人物」と名乗る喪服姿の6人が舞台稽古中の劇団の俳優たちの前に現れ自分たちに芝居をさせろ、と言い出す。うむむむ?よくわからない?ですよね。つまりあるなにかしらの芝居の登場人物そのものが人格を持ち現実に現れたっていうシュールな設定なのだ。
不条理劇?まあその辺のフカイ芝居の話はさておき、「登場人物」が現実を乗っ取る?ジャックする?みたいなことだ。
わけわからないうちにジャックされた演出家たちは話を聞こうということで打ち合わせしたら「面白いじゃないか、これをやろう」ということになり現実味を帯びてくる。そして「登場人物」を名乗る6人にやらせ、それを見て学び劇団の役者にやらせる、と「登場人物」を名乗るリーダー格が、現実の役者の芝居を見て「違う」という。そんな展開だ。イタリアで1920年代に作られた戯曲だ。
最初にロック曲でダンスがあったけど、それはあまり関係ないような、、、
俳優達は全く動かない待ちの芝居も多く、身体性的には大変なんだろうな、と思いました。でもこの戯曲のコンセプトは面白いデス。
演出:長塚圭史 出演:山崎一 草刈民代 etc
カテゴリー: 音楽
(2017年11月01日)
投稿者:suoyon
たゆたう


『たゆたう』
友人でありコンポーザー、ピアニストの菊池美奈子アルバム、ピアノ曲集のPIANO JAPONISM 1『たゆたう』は全体にある種の「漂い感」コンセプトで支配されている。それは「和」かもしれないし「癒やし」かもしれないが彼女のフィルターを通ったもの。単なる「癒やし」よりは攻めているし、あざとい「和」でもない。ペンタトニックながら和声が変化していったり、日本のメロディや陰旋法風、左手のオスティナートに展開する曲想もありだ。このブレンド具合和声感はとても好きだ。
カテゴリー: 雑感
(2017年10月06日)
投稿者:suoyon
枯れ葉流れ



映画映像音楽作曲講座のお知らせです。
今年2度目のMPJ(Music Port Japan)での周防義和作曲講座です。

前回前々回とサスペンス音楽の分析と課題でした。ということで今回はコメディ作品の映画音楽の追求となります。サスペンスって自由度の高そうでしたがコメディは実は難しいかもです。それは理論的には簡単でも映像とのコラボ、映像をどう読むか、とかで必ずしもコメディだからって陽気な音楽でもないし、、、その辺りを解説したいです。


【日時】
第1回11月16日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
第2回11月30日(木) Start 19:30 (Open 19:00)  
◇全2回の講座です。
◇受講締切:11月15(水)※定員になり次第締切ります。

【場所】大塚MPJ事務局(東京都豊島区大塚)
詳しくはhttp://blog.livedoor.jp/mpj_events/

【講義概要】
第1回「レクチャー」:11月16日(木)
◇周防義和が音楽担当したコメディ作品の分析。
かなり濃い内容で望みます。 
最後に受講生への作曲課題出題。

第2回「課題発表」:11月30日(木)
◇第1回講座レクチャーの最後に「映像に音楽を作曲する」という
課題を出しますので、参加者の皆さんはそれに沿って作曲して頂きます。
CDRでの課題発表となります。
各作品に対してコメントさせていただきます。

作曲を目指す皆さん、また映画音楽の裏側を知りたい皆さん、是非参加してください!
カテゴリー: 音楽
(2017年09月10日)
投稿者:suoyon
そら豆2017



9.9 祖師ヶ谷大蔵アトリエそら豆での「周防義和やさしく映画音楽カミクダキ」は昼の会、夜の会ともに満席、ほんとうにありがとうございました。夜の会のほうは限定人数を遙かに超えてしまい、もしかして居心地悪かったかもしれません。反省ですね。
帰りに多くの人たちから楽しかった、説明がわかりやすかった、歌がよかったと、、また映像にどの音楽が合うかというクイズ形式のお客さん参加のお遊びも、みなさん真剣に考えてくれて感想もいただき楽しんでもらえたようで何よりでした。生演奏でもJirafaの歌、僕の歌、tomo the tomoの歌とミニライヴという感じを挟み込みました。また次回に繋げられれば、と思っています。
写真は夜の会終了後にまだ残っていた方々とのショット。私は一番奥の方で右手を挙げてます。白い帽子がtomo the tomo、その向かって左がJirafa、という各出演者です。
カテゴリー: 雑感
(2017年08月05日)
投稿者:suoyon
周防義和赤シャツ2


『周防義和のやさしく映画音楽カミクダキ!』
私周防義和が小田急線祖師ヶ谷大蔵駅からすぐ「アトリエそら豆」でイベントです。
一般の方にやさしく映画音楽を噛み砕こう!と思ってます。
周防義和の担当した映像にどんな風に音楽をつけたとか、映像に合わせる音楽って何?みたいなところから、また映画現場の裏話、日本アカデミー賞(Shall we ダンス?等)、毎日映画コンクール(舞妓はレディ)受賞時の話などなど、楽しくトークしたいです。ちょっと楽器も触ります。問い合わせは「アトリエそら豆」に。昼の会、夜の会の2回開催。それぞれ限定20名です!作曲講座ではないですが作曲話はありデス。
場所:「アトリエそら豆」祖師ヶ谷大蔵駅南口徒歩3分
日時:9月9日(土)昼の会 15:30スタート
         with Jirafa(作編曲家シンガー)
   9月9日(土)夜の会 18:30スタート ゲストあり
チャージ:\ 2500(with1drink)
「夜の会」ではできれば1フード、オーダーをお願いします。
問い合わせ予約:Email: atelier_soramame@yahoo.co.jp
        03-6411-0054
カテゴリー: 雑感
(2017年07月26日)
投稿者:suoyon
photo




作詞家山川啓介さん逝く。
突然の訃報に茫然としてしまった。73歳、肺がんだった。山川さんはNHK「にほんごであそぼ」で井出隆夫として舞台構成家として台本を書かれていて、その音楽を担当してご一緒させていただいた。もう6年くらいのおつきあいになる。
そして一昨年から別のプロジェクトでも数曲のデモを上げており、すでに詞はできていたが全体は未完のまま旅立たれてしまい、僕は残されてしまったカタチになってしまった。山川さんは「聖母たちのララバイ」「時間よ止まれ」「ふれあい」「北風小僧の寒太郎」等など大変多くのヒット曲を生み出された日本を代表する作詞家。そんな大御所なのにいつも穏やかにフレンドリーに接していただいた。ご馳走にもなった。僕の映画音楽「舞妓はレディ」も凄く良い仕事をしたと誉めてくださった。あの穏やかな表情がもう見られないなんて悲しい。ほんとうにほんとうに信じられないです。信じたくもないです。
山川さん、天国でもいい詞書いてて下さい!
カテゴリー: 音楽
(2017年07月18日)
投稿者:suoyon
stravinsky



写真はどれもストラヴィンスキー『春の祭典』絡みのもの。右上は2010年のフランス映画『シャネルとストラヴィンスキー』(監督:ヤン・クーネン、原題:Coco Chanel & Igor Stravinsky)のDVD。
あの有名なシャネル創始者のガブリエル(ココ)・シャネルと同時代に活躍したイゴール・ストラヴィンスキーとの交流の物語。
冒頭から1913年のパリ。『春の祭典』のシャンゼリゼ劇場での初演をある程度再現していて興味深い。この20世紀音楽の歴史に残る大事件が再現されている。指揮者のピエール・モントゥーが登場し音楽が導入、バレエも始まると客席はざわつき、大騒ぎになり、次第にこの雑音のような野蛮な音はなんだとかで警察も駆けつける大スキャンダルになってしまう。公演は大失敗に終る。今なら『春の祭典』はそんなに前衛でもないが当時1910年代、バレエといえば『白鳥の湖』『眠れる森の美女』などまだまだ19世紀的ロマンティックなものが一般的だった時代。『春の祭典』の異教徒的な大地礼賛やらリズムや不協和音の革命的な音楽は斬新すぎた。しかし数年後には絶賛され今日に至っている。
別の資料で見た話では初演に来ていた作曲家サンサーンスは「ファゴットの使い方が酷い」といって途中で帰ったとか、そして怒号の中で必死にテンポをカウントする振付のニジンスキーなども描かれている。公演後ニジンスキーの振り付けが悪いとストラヴィンスキーが怒る場面もある。また劇中では『春の祭典』の様々なモティーフを劇伴で使用したり、主人公ストラヴィンスキーがピアノでモティーフを再現したり、それが何度か目ではオケの音もミックスされたり、面白い。
またココ役のアナ・ムグラリスは実際にシャネルのモデル経験もある女優なのでその衣装の着こなしは見事!色っぽい。
物語はすでに成功者だったココ・シャネルがロシア革命で祖国に戻れなくなり財産を失ったストラヴィンスキー一家がシャネルの援助を受けてパリ郊外で住むうちに不倫関係になるというものだ。ある程度は事実らしい。
さてさて、戻って写真だが、
左上はシャルル・デュトア指揮モントリオール交響楽団の演奏のCDジャケット。左下は小澤征爾指揮シカゴ交響楽団演奏のCDジャケット。右下は大植英次指揮ミネソタオーケストラ演奏。それぞれ良さがある。デュトアのが好きかな。以前デュトア指揮NHK交響楽団の『春の祭典』のリハーサル風景をドキュメントしてたが、完全に暗譜していて厳しくリズムの縦線を注意するデュトアの凄さを感じた。実際の指揮も完全にこのリズムが身体に染み込んでいてクラシックには珍しくデュトアさんの指揮にグルーヴを感じた!
有名な指揮者カラヤンも最初は『春の祭典』のリズムが理解できなくて若手の指揮者に、この分母が変わる変拍子をどうやって振るのか?って聞いたらしい。
ウェットでセンチなメロディを好む多くの日本人にクラシックでもこの『春の祭典』無理っすね。いいです、僕好きなんで。
以前にストラヴィンスキー生誕100年番組のドキュメントのことをここで書いたが、とにかく『春の祭典』とMiles Davis『Bitches Brew』(1969)は最も好きな音楽。ストラヴィンスキーの3大バレエはどれもよく聴く。
カテゴリー: ミュージシャン
(2017年06月17日)
投稿者:suoyon
Jirafaジャケットedit



このジャケット、とても素敵!
音楽仲間のコンポーザー、シンガーのJirafaのアルバム『はじまり続ける』(2枚組CD/ZEZE-MU Sura:5レーベル)が完成に。

Jirafaは僕の映画音楽などではアシストしてくれていて、映画『舞妓はレディ』ではメインテーマのコーラス編曲等、映画 『超高速!参勤交代』では劇中音楽を数曲担当、また映画 『ロマンス』『嫌な女』では共同で音楽担当、NHKの朝の情報番組『あさイチ』ではメインテーマ等のヴォーカルを担当している。
いくつかのドラマの劇音楽を担当しているJirafaは自らのバンドでも活動している。また僕の「Out of the blue」の作詞(英語)はJirafa。ということでいつもお世話になっているJirafa、やっとアルバムできたね!

今回のアルバムではシンガーソングライターとしての面とコンポーザーの面をダブルでパフォームした2枚組!いやいやこのカタチは僕のアルバム『遇游歌集』もそうしたかったので、、、やられてしまった。シンガーソングライター面では4リズム編成のバンドによるある意味独自で知的なロック音楽。「Don’t give up on me」「太陽と寄生虫」など好きだ。「太陽と寄生虫」の歌詞ではカレシが太陽で自分は寄生虫という構図!にびっくりした。

コンポーザー面では映画 『ロマンス』のメインテーマ曲も収録されている。この曲はタナダユキ監督作詞でそれをJirafaが英語にして作曲している。歌は女優の三浦透子。『ロマンス』はサントラ出ていないのでこれは貴重!
実は僕も小曲を1曲書いていてピアノとJirafaのスキャットによる不思議系な音楽。
また6月25日(日)には赤坂グラフィティにてアルバム完成記念ライヴが行われる。http://www.jirafa.jp/info.html
カテゴリー: 雑感
(2017年06月15日)
投稿者:suoyon
音の国の鬼3

泉 尚也アルバム『音の国の鬼』Oni in Sound land

ベーシスト泉尚也のCDアルバム『音の国の鬼』が発表されました。
泉尚也とは20年以上一緒に行動を共にしているといって良いメチャ信頼を寄せるベーシスト。今回の音楽は版画家西藤博之の木版画の為に泉尚也自身が作曲編曲演奏したエレクトリック・ベースのアンサンブルによる音世界。すべてフレットレスベースで演奏されてひとりダビングで構成されている。時に優しくメロディを奏で時にアヴァンギャルドに、時にミニマル的なパターンにのせるメロだったり、イーボーでロングトーン奏法を操り、エフェクト、ダブルストップ等々様々なテクニックを駆使しているがいわゆるフュージョンのような指が速く動きます系ではなく全体のヴィジョンを感じる。
泉尚也はジャコから学んだものも多いがエバハルト・ウェーバーなんていうヨーロッパジャズのムードも感じさせる。フレットレスベースでのアルペジオとかも気持ちいい、、、そいえば彼は以前ライヴでバッハのチェロ・ソナタをベースで奏していた。
しかし演奏家にこういうコンポージングされちゃうとね、作曲家の出る幕はないっす。まあベースでこんだけできる人もなかなかいないデス、素晴らしい!
西藤博之さんの木版画はとてもポップ。このコラボは面白い。
泉尚也へのコンタクトはhttp://www.izuminaoya.com
カテゴリー: ミュージシャン
(2017年06月11日)
投稿者:suoyon
VFAジャケットedit


「Voice From Asia」のアルバムも配信開始!

BREW-BREWの『文化ポップ』と同様に1990年頃活動してた今や今や伝説的な大人の無国籍ポップバンド「Voice From Asia」のアルバムも5月に配信開始された。下記のアドレスは当時の青山スパイラルnewsicレーベルが制作したプロモーション用の映像。アルバム収録の「サバ・トキオ」が流れる。 もう27年前に作ったアルバム、、、みんな若いし!

https://www.youtube.com/watch?v=XWRauAucD_0

「Voice From Asia」はViolin.Flat-Mandolin : 岸本一遥、Vocal : おおたか静流、Guitar,Keyboard,Vocal:周防義和、PercussionDrum : 吉田宏治の4人からなるバンドで凄い数のライヴをこなした思い出がある。
高円寺の稲生座の常連バンドでいつも中央線沿線の外国人達が大勢見に来てくれた。Violin.Flat-Mandolinの岸本一遥はヨーロッパ系ではなくブルーグラススタイルのプレイヤー、とにかく2beat系のグルーヴにのるとスゴイ。
おおたか静流はいうまでもないヴォイスパフォーマー。彼女もソロでの「花」(沖縄のあの曲)でヒットしたがこのユニットはそれより以前からの活動になる。この凄い2人を組み合わせたら面白んじゃないかとセットしたのがワタシ。これはバッチリだった。ドラムの吉田君もピーター・ゲイブリエルが好きとかロック系だが、ここでは独自のセットを叩きボトムとして貢献している。僕はなんと曲によっておおたかさんの声の3度上でハモってたりする!
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