アサマde ブログ - 調和とは体の声を理解すること
冬に近づくにつれて体をあたためる調理法を取り入れた食生活にしていきましょう。
鍋物やオーブン料理は体をあたためてくれます。
サラダや熱帯産フルーツなどは体を冷やす作用があります。
体を冷やす食事を続け、冷えた体を今度は暖房器具で温めるなどというのは不経済な話です。
現代のストレス社会で暮らす私たちの固くなった(緊張した)体と心は、そうしたものを求める傾向にあります。確かに現代の食生活は、瞬時に緊張をほぐしリラックスさせると言った効果はあります。しかし、それは根本的な解決にはなっていません。
いずれ体がだるい、やる気が起きないなどの不調となって現れてきます。
その不調も自分の体質や環境変化のせいとか決めつけている人が多いのには驚きます。
あまりにも長い間そんな状況に慣れ親しんでしまったため、本来の健やかさを忘れてしまったのかもしれません
体を冷やす作用というのは、その特性を利用すればリラックスさせるという効果もあります。
固まった心身をゆるめる(リラックスさせる)ために、人工的なものだけでなく、自然界にも甘い味覚、クリーミーなもの、香りなどが用意されています。
人工的な甘みから自然な甘みを生活に取り入れていく過程は直線的ではなく、ゆるやかなカーブを描くものです。
「こうでなければならない」と自分を追い込むことは得策とは言えません。
追い込んだ結果が心身の不調となって現れているのですから、これ以上追い込む要素を増やしたところで意味がありません。
頭で理解していることと実際に体が求めていることが違っているのはよくあります。
調和とは体の声を理解する、観察していくことです。
極端な食生活でなければリラックスできないほど固まってしまったもの(偏った状態を作り出しているもの)は何かということです。
物事に良い悪いがないように、食べ物にも良い悪いはありません。
そういう見方もあるでしょうけれど、それは新たな問題を作り出すことになってしまいます。
▲ごま塩と玄米ご飯
▲味噌汁
▲かぼちゃとアラメの煮物
▲青菜の胡麻和え
▲味噌こんにゃくパセリ添え
▲切り干し大根と厚揚げの煮物
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