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アサマde ブログ - 巨大な山を描き小さな政治を憂う

巨大な山を描き小さな政治を憂う

カテゴリ : 
桐と創る低炭素社会
執筆 : 
asama 2018/3/26 21:00

原発で汚れる大地、広がる格差、柵に生きる理不尽

標高 1300m 野辺山高原からの八ヶ岳連峰 P20 号油 標高 1300m 野辺山高原からの八ヶ岳連峰 P20 号油 

 

今年の正月、暮れに描き始めた絵画を完成させた。これぞ自画自賛の最たるものとご笑覧頂きたい。標高 1300mの野辺山高原から見上げる八ヶ岳連峰はいかにも雄大で迫力に満ちパワーを与えてくれる。
地球が誕生して40億年、様々な隆起と陸地の移動、極地ジャンプで海と陸地の逆転、氷河期と間氷期を繰り返しながら雄大で神聖な姿を私の前に見せている。地球は表面積が5億平方キロメートルの小さな惑星である。陸地は30%その40%が地球温暖化で砂漠になろうとしている、にもかかわらず人類は温暖化で溶けた永久凍土の跡から化石資源を掘りだそう、海温上昇で白化した海の中からもガス燃料を掘りだそうと死の商人達は飢えた野獣の如く目を光らせている。重症の小さな惑星に対する思いやりは些かもない。
僅か8人の世界の富豪の資産が、世界70億人の貧困層15%~20%の総資産と同じと極端な格差社会にもなり、資本主義の限界を露呈している。巨大な山の前に立つと人類の果てしない欲望の虚しさが見えて来る。

幸福ってなんであるかも教えてくれる。美しい自然と向き合い適度な文化生活が出来、老後に不安が無ければ最高の幸福ではないだろうか。そう考えると原発も武器も不要になる。柵の中で倫理を忘れ大きな利益を得ようとする悪徳商人も姿を消す。広がる格差社会にニューフロンティアは無い、もう一度第一次産業革命の時点まで文明を戻して行く産業革命が必要ではないだろうか。化石資源 を使わない革命である。エネルギーは自然界との共生の中で生産する。私の信念は「桐で世界の住宅を造り、森から電気を創る」である。桐は天然の断熱材であり化石資源を用いずして爽快な生活を提供してくれる。森林の木材には1m³で重油1バーレル分のエネルギーが潜んでいる。炭は石炭より20%も高いエネルギーを供給してくれる。炭で発電すれば石炭、石油は不要になる。下水道汚泥も生ごみも全て炭にし発電すれば美しく循環する。砂漠化の進む地域は空気の中から水を取り、早生樹桐を育てる事により森林が復活する。こんな形の産業革命を世界の人々と語り合いたい。巨大な山々の前に立つと人類が昆虫の如く小さく見えて来る。昆虫なら大量生産は要らない。原発を止め豊かな大地から食料を生産し、森から電気を創りAIに支配されない全人口参加型の産業を人類の手に取り戻す、食べ尽したフロンティアを再び耕せばよい。今こそ我国の政府は徳川八代将軍吉宗に学ぶ時代が来ている。彼は日本を豊かにするため

 

○大奥の美女50人を家に戻し嫁に行かせ財政を切り詰めた。
○既得権を持つ商人をすべて排除し利益を広く公平に分配させ生産性を上げた。
○武士に刀を捨てさせ全国に新田の開発に当たらせた。
○自ら木綿の着物を着、幕府内の経費を最少にし、百姓達からの税を軽減し財政を豊かにした。

吉宗の勇気ある政治は以前のエッセイにも書いたが、国の借金が1000兆円を超えても今もって永田町、霞ヶ関の身を切る改革をしようとせず、税を上げる事だけに知恵を絞る、政府国会議員諸兄も年に一度位は巨大な山の前に立ち神聖な風を浴び、豊かな発想への敬虔なパワーを受け取ったらいかがだろうか 神聖な山々には柵は無く、豊かな知恵と勇気が無ければ登頂は許さない

2018年1月24日 黒岩陽一郎

 

 

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