アサマde ブログ - 御飯いただきます。カテゴリのエントリ
常備している食材で「車麸」 があります。
麩は小麦粉に含まれるグルテン、たんぱく質です。
精進料理でも使われる麩は、豆と並んでうちの植物性たんぱく質の源です。
中でも全粒粉で出来た「車麸」 は食感がしっかりしていて、ボリュームがあるので、
マクロビオティック移行期には重宝しました。
車麩のカツレツは今でも我が家のごちそうメニューです。
寒い冬には八丁味噌を使った味噌ソース、夏にはあっさりとトマトソースなど、
いろんなソースのバリエーションで楽しみました。
動物性のものからいとも簡単に移行できたのも「車麩のボリューム」に助けられたのだと思います。
移行の初期には力強い食材を使って、量を多めにすることが必要なんだと思います。
「満足度」というやつですね。
今は揚げ物の頻度は非常に低く、車麩は煮物で使うことが多くなりました。
その他にも煮物の煮汁が多く残ったときには、
煮汁をしみ込ませた車麩を使ってもう一品というような使い方もします。
大麦と小麦は粒の大きさの違いではありません。
大=大物、小=代用品ということらしい。
小麦は製粉して食べるものですが、
大麦はお米のように炊いたり、お粥のようにして食べられていたのですから、
主食になる大麦は大物だったというわけですね。
各地でお米の栽培がうまくいくようになると大麦の出番は少なくなっていきました。
日本で栽培されているのは主に二条大麦、六条大麦、裸麦。
明治時代にヨーロッパから導入された二条大麦はビールの醸造に、
六条大麦と裸麦は「押麦 」 や挽き割りとして炊飯したり、「麦茶」 の原料になっています。
大麦にはグルテンがなく、パンには不向きですし粉にしずらいという性質があります。
マクロビオティックでよく使う「麦味噌」は裸麦を使っています。
さらに「麦芽」に含まれるアミラーゼ酵素は、デンプンを糖に分解します。
さらに糖からアルコールにしたものが「ビール」や「ウイスキー」などのお酒です。
大麦をマクロビオティックの穀物の五行で捉えると「木のエネルギー」です。
大麦は秋に発芽し、春に成長し、初夏に結実します。
木のエネルギーは春のエネルギーです。
上へ上へとまっすぐに、軽く上昇する大麦は朝の清々しさとも重なりますね。
秋から冬の食事は根菜が中心となり、煮込んだものやオーブンで焼いたものが主流ですが、
それも行き過ぎると心が停滞していくことがあります。
気が重く感じたり、素直になれなかったり、尻込みしてしまったり。
茹でたり蒸したり、味付けを薄くしたりして、軽いエネルギーもバランスよく取り入れていきましょう。
オーサワ 茜醤油 は木の樽で一年以上熟成した醤油です。
丸大豆と小麦は国産原料ですが、塩はオーストラリアの天日塩。
おしいっ・・って感じはしますが。
マクロビオティックを始めた頃、調味料にこだわりたいけれどそうもいかない状況もありました。
健康的な食事を手間をかけて作っても、家族には「何コレ・・お弁当に玄米は勘弁してよ」「今日もお肉はなないんだね・・」とかブーブー言われて散々な日々。
いくら健康の為といっても家庭不和はご免ですっ。
普段の食べ慣れた食材も購入したりしていると食費がかさんでくるのです。
そんな時にお世話になったのが茜醤油。
毎日使うものですから
醤油も色々で原料に有機大豆を使ったもの、国産で伝統海塩を使ったもの、熟成方法と期間など、こだわればいいものがたくさんあります。
いいものは原料費プラス手間がかかるので値段がはって当たり前。
今でこそこんな醤油 も使い分けできるようになりましたが、最初の頃は茜醤油オンリーでした。
使いやすくて美味しくて、何にでもあう茜醤油は今でも我が家で大活躍!
現代の主流はテフロン加工されたフライパンですね。
油を使わなくてもくっつかないからヘルシーな料理を目指す時には便利ですが、
うちでは油も栄養バランスのひとつと考えます。
多用せずとも、油を必要とします。
これも”ものの見方”が違えば論点も違ってくるのでどちらがいいとかいう問題ではありません。ヘルシー思考よりは、質のよい油は少量でも摂りたいのです。
今使っているフライパンはジオ・プロダクトソテ-パン 新潟の宮崎製作所のフライパンです。
Fisslerプロコレクションフライパン はすばらしいですが、私には重くて、
311の後、国産の調理器具が気になって購入したのがジオ・プロダクトのフライパンでした。
マクロビオティック教室ではフィスラーのプロ仕様を使っていました。
どちらも重みのある、底の厚いフライパンです。
ガスの火をマックスで使うなんてことはありません。
フライパンが温まれば弱火で調理できるので光熱費がお得。
何より美味しく仕上がります。
うちにもテフロン加工のフライパンはありますが出番は少ないですね。
考えてみればマクロビオティックを始めてからというもの、
強火で炒める中華風のものはあまりありません。
毎日使うものだからこそ、見た目は大事な要素。
ただでさえ重い鍋たちですから、手が届くところに置いておく為にもデザインはこだわります。
フィスラーもジオ・プロダクトとも、デザインがとてもきれい♪
私は無精なのでピカピカに磨いているわけではないのですが、
使い込んでいくたびに愛着が出てきて、我が家の台所の主となっています。
私よりずっと長生きする道具たち。
道具を大事に使うことを伝えられたらいいなと思います。
久々に安倍司さんの「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」 を読んだ。
食品添加物の元トップセールスマンだった安倍さんが、食品製造の裏舞台を明かしちゃってます。ありゃりゃって感じ、怖いっていうよりも呆れる感じ、自分しっかりしろって感じ。
「安さ、便利さの代わりに、私たちは何を失っているのか」と問われて、
でも、まだ取り戻せるって思う。
まだ勝負はついていない。
売る方はニーズに応えたってことでしょうし、
買った方は安くて簡単で便利がいいのよって・・
だけどね、この添加物の多さを知ると、そんな事言ってられない。
だれかのせいして、声を荒げている場合じゃない。
世界がどうなっているか知り始めると、世界が同じルールで回っていることがわかってくる。
自分が生み出している立場だったら、それがどんな世界を作ったかを知ってほしい。
言葉も生み出しているものだし、感情もそう。
自分の生み出しているものにも責任を持とう。
私よりもずっと頭がよくて、一流の大学を出て、食べ物のことを知り尽くして研究してきた人がイノチを弱めるもんを作って販売してる。それも安い値段で。
知ったら知ったで、怒りはごもっともだけど、怒りでイノチを弱めるのはやめよう。
誰かに対しても自分に対しても、ね。
目的は確かな判断力を養って”行動”するってことだから。
物産展で長門牧場の味噌チーズとゴーダチーズを購入。
長門牧場さんはひろーい牧草地(東京ドーム45個分!)で牛たちを放し飼いにしています。
牛たちはこの牧草を主食にして育ちます。
お水は蓼科山の地下水です。
伝統的な手作り製法の長門牧場のチーズは、いろんな種類があって迷ってしまいます。
立科の「酢屋茂」さんの信州味噌を使っているのも美味しい!
1パック100g弱なので、何種類か楽しむことができて2度美味しい♪
昨日から低気圧のせいか頭が重い。
ダウンロードに任せてため込んだままの”つぶつぶクッキング”の大谷ゆみこさんのpodcastを開いていたら、体と意識の話。
例えば、頭痛がするから今日はやめる、というのは当然というか当たり前の判断であり行動なんだけど、ゆみ子さん曰くそうじゃないらしい。
自分がこうするんだ!と決めたことに体は従うというおはなし。
これは実践するしかないっしょ。
で、やるのは今でしょ。
というわけで、二週間後に控えたライブのチラシを配るために出かけることに?
この段階で、出かけると決めたら頭痛は少し軽くなる、ふしぎ。
これはイケるかもと、上田から小諸、佐久へと進むうち、やっぱり段々と重くなってくる。
癖だな、体の癖と思考の癖。
そんなもん、そんなもん、一瞬で吹っ飛ばしてやるからなーっ、
うちの近所には景色がよくて、広く見渡せる場所、850mの高台にフロマージュがあるんだ!
相変わらず頭は重いのだけれど、毒づいてみると気持ちいい(笑)
毒づきながら本日のチラシ配りを終えてフロマージュへ。
カフェメニューは充実。
チーズのスイーツはもちろん、ピザなど軽食もあり。
オーガニックコーヒーは苦みの効いた大人テイスト。
ハーブティーも何種類かあるのでコーヒーが苦手な人でもOK。
サラダとチーズのプレートをふたりでシェアしましたが、
フレッシュな野菜にバルサミコのドレッシング、硬質チーズとナチュラルブルーチーズ、美味しい?
庭に面したど真ん中に作られた一枚板のカウンターで、秋の雲と遠くの景色を眺めながらひととき。
蝶々が飛んでるとか、あっ、アリの行進だわとか、雲の形がどうとか。
そのうち、夢とか、わくわく感が沸き上がってきて、話も弾け出します♪
フレッシュな感覚がわさわさ、キラキラビーム炸裂。
他に言いようがないのかってことなんだけど、ないです(笑)
今、フロマージュの畑もワイン用のブドウがわさわさで、キラキラビーム炸裂。
アップルパイ用かな、紅玉リンゴも赤くなりかけて弾けてます。
松本にある「ゆるカフェ日和manaya」さんでランチをいただきました!
昨年から女子の間で評判になっていたmanayaさん♪
プレートのお料理が運ばれてきて、思わず「うわ〜♪」
キレイなんだもん。
うちの料理、最近は夏野菜の彩りに少々甘え過ぎてたなと、反省。
プレートの中でちゃんと締める部分と緩める部分があるの。
盛りつけにも陰陽があって、小鉢が並ぶ盛りつけは陽性、プレートは陰性。
陰性のプレート料理の中の陽性が活きてるぅ。
マクロビオティック実践中のワタクシ、盛りつけは本当に参考になりました!
ってか、即マネしますっ。
マクロビオティックを少しばかり学んだものだから、観察することが癖になってしまうのだけれど、
実践中だもの、赴くままに感じるままに在りたいという気持ちは押さえられない(笑)
でも、本当に美味しいの。
ドレッシングやタルタルソースなどは料理本が欲しいレベル♪
五味と食感、量のバランスも好き♪
食後の麻のアイスクリームは、上にあられがのって、塩気が何とも清々しいのです。
一緒にいただいた友だちと麻談義が始まったりして♪
食べてる時の幸福感はもちろん、食後の心地よいこと!
manayaさん、ありがとう。
佐久ジャスコ内にオープンした「豆乃畑」
90分の時間制限付、主に豆腐や豆乳を使った豆腐料理&デザートの創作料理バイキングです。
主に、というのはシュウマイや鶏の唐揚げなどお肉メニューや、卵・乳製品メニューもあるのでベジタリアンという括りではなくヘルシー指向のファミリーレストラン。
豆腐や野菜、海藻などを使った煮物など和食が並び、その一方で焼きそばやたこ焼き、春巻きにシュウマイ、唐揚げといったスタンダードなバイキングメニューも並んでいます。
「豆乃畑」というには理由があります。
ドリンクバーには豆乳ラテが入っていますし、お店のイチオシは国産大豆100%と名水のできたて豆腐。
黒豆茶などの健康茶あり、地産地消の野菜あり、タンパク質は豆から!という流れがショッピングモール内にも吹いてきた!というのが喜ばしい。
少し前なら閑散としてたであろうおふくろの味レストランがおしゃれな創作料理となって大賑わいです。
デザートは和スイーツの定番、あんみつにわらび餅があったり、チョコレートファウンテンではバナナやマシュマロ、シュー皮があったりと、お年寄りから子どもまで楽しめる、というのもコンセプトなのでしょう♪
がっつり系にはカレーがあってね(確か、雑穀ご飯)
注目はフェイクうなぎ。
うなぎに見立てた蒲焼き風「フェイク鰻」は、
水切りした豆腐と大和芋をつなぎに混ぜて、海苔の上にうなぎのように乗せて焼きます。
これ、もう鰻でしょう〜♪
うなぎとしか思えない、見た目もうなぎそのまんま。
日本の食文化に関わりの深い鰻ですが、外国からの輸入が増えて・・
好きすぎてヨーロッパウナギもとり過ぎてしまったのか、日本人よ。
(2014年、ニホンウナギは絶滅危惧種の指定を受けてます)
今なら地元佐久長聖高校が甲子園出場ということで50円オフ!
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