2つの映画音楽賞を受賞しました!!

昨年公開の映画『舞妓はレディ』の音楽で毎日映画コンクール音楽賞を受賞、また日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞しました。この受賞の通知が同じ日に数時間をおいて来たためほんとうにびっくり「ナンテヒダ!」という感じだった。

毎日映画コンクールは1946年頃から続く日本でも一番伝統ある権威ある映画賞と聞く。勿論初めての受賞なのでほうんとうに光栄だし嬉しき受賞となった。こちらは評論家などの選考委員が選ぶ方式。

そして日本アカデミー賞は過去に2回(1回は最優秀賞、1回は優秀賞)いただいている。アカデミー会員が投票で選出する、そしてテレビでもオンエアされる華やかなフェスティバルである。最優秀賞は2月27日の授賞式で発表される。

 

写真は「舞妓はレディ」レコーディングにも参加したNHK交響楽団のストリングスメンバーと僕のソロアルバムでのショット。右から大宮臨太郎 (VIOLIN)、山内俊輔(V.CELLO)、キム・スヒョン(作曲家)、坂口弦太郎(VIOLA)、松田拓之(VIOLIN)、そして周防義和。at BoomerangStudio六本木

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ところで、

映画音楽はとても賞狙いで作曲できない、少なくとも僕には無理。まず映像にどうかかわり監督の要望にも応え、時には殆ど劇中に音楽が入らない時もある。しかしそれは作品全体から見ての判断なので音楽がでしゃばってはいけない。そんな中、映画『舞妓はレディ』はミュージカルシーンが10箇所以上ある音楽映画でもあるので、今回はいわゆる劇伴奏だけでなくポップなミュージカルチューンを作曲できたということが大きい、

京都を舞台にしたちょっと日常ではない環境の物語、でもそこに生きる人々の姿をファンタジーとして描いた。

こういう仕事に巡り会えたことが凄いこと、幸福なことである。

 また主演の上白石萌音ちゃんの歌唱が素晴らしく音楽賞に結びついたことは言うまでもない。当時15歳だった萌音ちゃんにも感謝だ。

20年来温めてきた企画を自ら脚本家し監督した周防正行監督、作詞の種ともこさん、周防正行監督にもお礼を言いたい。

そしてご覧になった多くの方々から「心暖まる素晴らしい作品」「楽しい作品」「音楽も良かった」などなど賛辞の言葉をいただいた。またこんな感想もいただいた。「ミュージカル映画って実は好みじゃないんだけど、こういうのなら好き」また逆に舞台系や往年のきちっとメリハリあって盛り上がるミュージカルファンにはイマイチのところもあったかもしれない。しかしそれらすべてが励みになっている。

ありがとうございました。

ちなみにもうすぐ「舞妓はレディ」DVD,BluRayがリリースされると思います。

 

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新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

昨年は自分の細部にわたって整理するような年でした。

トンネルの中を手探りで歩くような気分になったり、突然出くわした物事に焦ったりもしながら、

それでも歩みを止めることなく新年を迎えられたことに感謝します。

9月「椿大神社神の森コンサート」があり、小諸正眼院での「おそうじの会」は1年を通して続けることができました。

思うに「ひとり」であることの本質的価値を探るような年・・であったように思います。

役割を取り払ったときの自分にすごく興味がありました。

そこにはトラウマや過去生なんてひとつも関係していなかったし、

不満だと思っていることは、今を生きるための必然的言い訳でしかなかった(笑)

宗教と芸術を併せ持つ生き方をした芭蕉や西行に惹かれ続けている私です。

お社でのコンサートや月に1度のお寺での玄米菜食実践を通して感じたことは計り知れず。

今年も土台は変わりませんし、変化を楽しみたいと思います。

変化と言えば、昨年はスマホアプリのお仕事で童謡を歌いました♪

海外に暮らす親子が日本の童話アプリを読みながら最後に童謡が流れるというアプリ♪

これが、本当に楽しくて(笑)

チームで作りあげていく仕事は信頼関係はもちろんだけど、

その道のプロフェッショナルと関わることは新鮮!やりやすい!サクサクすすむ快感!

私は感が鋭いので、体験したならわかってしまう体質、エンパス体質です。

この体質は、うまく使えば素晴らしいのですが、ネガティブに見舞われると大変。

コントロールするためには食事にも気をつけないといけません。

歌う(歌いたい)世界も変化していくでしょうけれど、

変化に対応した歌が歌えること!

これがシアワセなのです♪

 

 

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