オリーブランチ:大阪新町にて

6ce979bb.jpgこの日の夜は大阪西区新町のイタリアン「オリーブランチ」でOSMのOBの教え子たちや作編曲家の小林哲さん、ミュージシャン泉尚也さんらが、僕の映画音楽賞受賞のお祝い会を開いていただいた。
それだけでも嬉しきことなのにメインディッシュも終わりデザートに入る頃、突然「舞妓はレディ」のテーマが流れるやいなや、この写真のケーキが登場!いやいや僕の写真から見事に似せた似顔絵ケーキに感激でした!
その上に僕が4つの章を獲ったことで4冠にかけて紅茶4巻入りのセットのプレゼント。これも「舞妓はレディ」が舞台になったことに合わせ、京都の店のオリジナルな紅茶らしい。これは早くいただきたい。
そんなとてもとても楽しく感動的な夜、いろんな話、そして美味しいディナーの夜を堪能しました。
終わって11時近く、外に出ると目の前の公園の桜がだいぶ咲いてきてました。
皆さん、ほんとうにありがとう!

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作曲講座です

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今年も東京MPJでの周防義和作曲講座の日程が決まりました!
その時、東京に居たら!・・ってなかなかいないですよね。とりあえずお知らせだけでも。
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映画音楽、映像につける音楽の作曲編曲講座です。
私、周防義和が自ら音楽担当した作品を題材にリアリティのある実践的な講義になります。
映画音楽、CMなど映像に音楽をつけることに興味ある方々は是非参加を!
また映画音楽制作の裏側を垣間見たい一般の方でも楽しめると思います。
詳しくは
http://blog.livedoor.jp/mpj_events/archives/52041705.html
からMPJに入って下さい。

【日時】
第1回4月9日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
第2回(補講)4月16日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
第3回4月23日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
◇全2回プラス1回の講座です。

◇受講締切:※定員になり次第締切ります。

【場所】大塚MPJ事務局

【講義概要】
第1回「レクチャー」:4月9日(木)
◇映画「超高速!参勤交代」の音楽の徹底的追求です。
ナマ楽器のオーケストレイション、、劇伴へのヴァリエーション、
ワンテーマ編曲の分析。実際の今回の映画音楽スコアでの解説。
かなり濃い内容で望みます。 最後に受講生への作曲課題出題。

第2回「レクチャー:補講」:4月16日(木)
今回の題材の映画超高速!参勤交代の音楽は自分でも凄く納得の出来映えです。
それで今回は2回に渡って解説講義をしたいのです。
内容としては、全体をワンテーマのバリエーションで構成できたり、
絵合わせの部分、闘いの音楽など、解説したいことが多いのです。
ラフな質疑応答等
※周防の自らの要望による追加レクチャーです。
よってこの日の受講は任意です。

第3回「課題発表」:4月23日(木)
◇第1回講座レクチャーの最後に「映像に音楽を作曲する」という課題を
出しますので、参加者の皆さんはそれに沿って作曲していただきます。
CDRの課題発表となります。
各作品に対してコメントさせていただきます。
◇ゲスト審査員:映画音楽プロデューサー 和田 亨 氏も立ち会います。
和田プロデューサーは「舞妓はレディ」「Shall we ダンス?」をはじめ故高倉健遺作「あなたへ」の音楽プロデュース。昨年では山林での若者を主人公にした映画「Wood job」の音楽プロデューサーでもあります。
◇終了後に講師を囲んでの打上げも別途予定。

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日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞しました!

2月27日、日本アカデミー賞授賞式に出席しました。場所は品川新高輪プリンスホテルのパミール館。

僕は加古隆、久石譲、佐藤直紀、安川午朗、(敬称略)らと優秀音楽賞の作曲家として出席。レッドカーペットを歩いて登場!テーブルに着きました。皆すごい作曲家たちです。

僕達のテーブルには映画「舞妓はレディ」制作者代表として周防正行監督、優秀助演女優賞の富司純子、新人俳優賞の上白石萌音、映画「超高速!参勤交代」で優秀監督賞の本木克英監督、優秀主演男優賞の佐々木蔵之介、優秀脚本賞の土橋章宏(結果、最優秀脚本賞)らとご一緒だった。

各賞の最優秀賞が次々と発表され、いよいよ音楽賞。僕は「いよいよ来たな」ということで特別絶対獲らなくっちゃ、みたいな力みはなかったのですが、さすがにドキドキの瞬間ではありました。
そして昨年の最優秀賞の久石さんがプレゼンターとして「舞妓はレディの周防義和さん」と読み上げた。
実は「まいこはれ」くらいまでしか聞こえなかったような。テーブルの椅子から立ち上がり正行監督、萌音ちゃん、富司さんと握手してレッドカーペットをひとりステージへ・・・スピーチしました。
いやいや超興奮と名誉な時間でした。

記念撮影では猛烈なフラッシュの嵐!!そしてその後はパーティ。スターになったかの如くの夢の時間でした。

ステージに僕がいて客席側に、吉永小百合、竹内結子、池脇千鶴、井上真央、安藤サクラ、能年玲奈、役所広司、阿部寛、岡田准一、笑福亭鶴瓶(敬称略)、、、司会が西田敏行さん真木よう子さん、また有名映画監督、スタッフが集まってるんですから、スゴイです。
18年前に「Shall we ダンス?」で最優秀獲ってますが、あの場所は特別な、華やかな舞台です。

映画「舞妓はレディ」で日本アカデミー賞最優秀、毎日映画コンクール音楽賞、おおさかシネマフェスティバル音楽賞、日本インターネット映画大賞音楽賞という4つの賞をいただいてしまいました。人生何が起こるかわからないです。トシながらまだ頑張れ!ということでしょうね、、まだまだやらねば!

映画「舞妓はレディ」はミュージカルシーンが10以上ある作品なので音楽はある意味有利な仕事とも言えました。劇伴奏音楽よりは音楽がメインの時間が多いのでとてもとても作曲家にとってやりがいのある大きな大きな仕事でした。ミュージカル作品を手がけるのは初めてだったので、チャレンジであり。正行監督の構想に全く自然に作曲できたのです。舞台系よりはさりげないミュージカル歌曲というVisionでした。
作詞の正行監督、種ともこのお二人に大感謝です。
主演の上白石萌音ちゃんが素晴らしいし、でもまだ未完成の魅力でもあります。他の俳優さん方も皆さん誠実に歌に取り組んで、ヴォイストレーニングなどそうとう練習された俳優さんも多く、そのプロ意識にこちらも感激しました。

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