『ペタタン・タタン』SPICYHEAD 桑野聖アルバム

ぺぺタン・タタンlow

『ペタタン・タタン』完成! プロデュース:SPICYHEAD 桑野聖アルバム

20年来の音楽仲間、Violinistで作曲編曲家の桑野聖が子供たちに送る素晴らしきアルバムを完成させた。『ペタタン・タタン』という物語は江戸っ子口調の語りにキュートでオシャレな音楽で進められる素敵なアルバム。
僕も微力ながら帯の言葉、フライヤーへ文を書かせていただいた!

主にViolinistの面でいつもコラボしていたがアニメ『忘却の旋律』では共同で音楽を担当し、桑野さんのレベル高きコンポーザー面を知った。また桑野聖ソロ・アルバム『東方弦聞録』を一緒にプロデュースした。エレクトリックな歪み音色でのアドリブも凄かった!

今回は子どもの為に作られたサウンドながら、イージーに妥協することなく大人でも十分楽しめる丁寧でレベルの凄まじく高い楽曲作りがほんとうに素晴らしい!まるでミュージカルを楽しむような雰囲気!

そうか、、それは知らなかった。後で桑野さんから聞いたらミュージカルを意識した楽曲作り、わかりやすくとも高度なサウンドクリエーティングを考えていたそうで、見事だ。
広がりのあるオーケストレイションやジャズチューン、細分化されたリズムがスリリングに絡む歌、キュートなポップソング、少しエスニックあり、木管アンサンブル、シャープに切れこんでくるヴァイオリン、、、と生楽器中心のシアワセなたくさんの音に包まれた物語が展開していく。桑野さんのプロダクションSPICYHEADが制作、パートナーでFlutistの中瀬さんとの共同作業が実を結んだ。

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作曲講座のお知らせ!

2017年のMPJでの周防義和作曲講座のお知らせです。(この作曲講座ももう15年くらいになります!)
第1回6月8日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
第2回6月22日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
【場所】東京大塚MPJ事務局
http://www.musicport-j.org
上記のサイトに6.8&22の周防義和映画音楽制作講座が告知され、参加の詳しいことも掲載されています。
今回は「やっちゃえサスペンス」ということで、大人なサスペンスの徹底的追求です。海外映画も参考にしたいところです。映画音楽の裏側を知るということでも面白いかと思います。
ナマ楽器のオーケストレイション、劇伴へのヴァリエーション、アレンジ能力と、シーンのどこに音楽が必要かとか、かなり濃い内容で望みます。
最後に受講生への作曲課題出題。作曲されない方でも大丈夫です。興味ある方は是非是非!

第1回 講義   :6月8日(木)
第2回「課題発表」:6月22日(木)
◇第1回講座レクチャーの最後に「映像に音楽を作曲する」という
課題を出しますので、参加者の皆さんはそれに沿って作曲して頂きます。
CDR(たぶん)での課題発表となります。
各作品に対してコメントさせていただきます。

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伝説!!!のバンドBREW-BREW

ワタシ周防義和がやってた伝説!のバンドBREW-BREWの1stアルバム「文化ポップ」がリリースされたのが1992年。それから早25年(四半世紀)が経ったのですが、ななんと青山スパイラルのnewsicレーベルから世界112の国々に5月17日配信されることになりました!

BREW-BREWがどんなバンドかというと弦楽四重奏、アコースティックベース、エレクトリックフレットレスベース、ギター、ヴォーカルの7人からなる編成で
「文化ポップ」期BREW-BREWはViolin:竹内純、Violin&Vocal:金原千恵子 Viola:村山達哉 V.Cello:四家卯大 AcoBass:郷忠孝 ElecFretlessBass:泉尚也 Guitar,Melodion&Vocal:周防義和で周防義和と村山達哉の作編曲作品によるオリジナルな弦楽ロックを展開した。プログレではないですがクラシックでもないオンリーワンなノンジャンルなポップ。歌ありインストありのこのポップってヒットチャート的ポップソングではない。とにかく勝手なやりたいことやってた。その後パーカッションの三沢泉も参加しBREW-BREWとしては4枚のアルバムを残した。
「文化ポップ」に関してはhttp://www.suoyon.jp/album/brew-brew-bunka-pop.html

映画『シコふんじゃった。』のレコーディングで周防義和と弦楽メンバーが出会い、ロック曲を弦楽四重奏でライヴしてたら青山スパイラルnewsicレーベルが面白い!ってことになったのが1991年。翌年「文化ポップ」を完成させた。
今回の配信記念にライヴを期待する声が渦巻いて、、、うむむ皆忙しそうで大変だけど、動いてみようか、みたいな機運が高まりつつの今日この頃デス!

現在メンバー各々自分の活動している。Vlnの竹内純は当時X-JAPANのツアーに参加、スタジオセッションを数多くこなし、現在は邦楽系奏者とヨーロッパをツアーしている。
Vlnの金原千恵子は福山雅治、桑田佳祐、小田和正その他多くのポップアーティストのストリングスを率いてまたソロでも数枚のアルバム発表でロンドンでレコーディングもしたり超多忙。
Vlaの村山達哉は映画音楽の作曲家として、またTRFなどポップのアレンジ、映像会社の経営に携わりと多方面での活躍。
V.Celloの四家卯大は小林たけしの傘下でミスチルの弦楽アレンジ、ソロ・アルバム発表、久米大作ユニット、大森俊之ユニットに参加、等で活躍。
E.Bassの泉尚也は多数のソロアルバム発表、数々のセッション、レコーディング、ツアーに参加、若手ミュージシャンのプロデュース、周防義和映画サントラに多く参加、tomo the tomo carpe diemでも活躍。
A.Bassの郷忠孝は多くのジャズセッション、バンドに参加、ジャズベースの講師としても若手を指導している。

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